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市場調査、海外調査、産業調査、競合企業調査のテクノ・クリエイト

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テクノ・クリエイトでの働き方
2人の先輩社員をご紹介

当社の社員を2人紹介します。1人は2013年2月に入社、8年目に入り、チームリーダーとして、調査、営業、部下の教育や指導と、ますます活躍の領域を拡げ、幹部候補生として、日々奔走されている棚橋祐介さん。
そしてもう1人は、2018年9月に入社し、現在2年目になるH.Hさんを紹介します。

マーケティング事業グループ
副主任研究員
H.Hさん
Joined in 2018.
お名前と年齢、そして入社年月日、所属部署、現在の職制を教えて下さい。
H.H、26歳です。2018年9月3日入社です。所属はマーケティング事業グループで、職制は現在、副主任研究員です。
ご出身は?
千葉県です。
出身大学と学部を教えて下さい。
学習院大学経済学部です。専攻は経営学でした。
ご趣味は?
映画鑑賞と漫画を読むことです。
子供の頃になりたかった職業は?
小説家です。
今は小説家ではないですが、原稿は書いている?
あいにく小説の原稿ではなく、調査報告書の原稿ですが・・・。
大学時代の思い出や主な活動を教えて下さい。
大学時代はゼミナールでの活動とアルバイトが中心でした。ゼミでは製品戦略について研究している教授の下で、グループ研究や他大学との研究発表会を行っていました。今の仕事に通じる部分があったかもしれません。今は教授や学生たちへの研究発表ではなく、お客様への調査報告ですが。アルバイトではカフェでの接客業を経験し、初めて学校以外の社会と触れる機会となりました。
Hさんの新卒としての就職活動はいかがでしたか?
当時の市場環境は、経団連により就活ルールが見直され、選考開始が6月に変更された年でした。売り手市場でしたが、内々定者の囲い込みや「面談」と称した「実質採用面接」が横行し、企業側の姿勢が問題視された年でもありました。
志望業界は?何社、採用面接試験を受けられました?
志望した業界は航空業界で、8社受験しました。
次はHさんの職歴をお聞かせ下さい。
受験した8社の中から結果、航空会社A社に入社し、地上職員としてハンドリング業務に従事していました。
就活で志望していた航空会社に入社されたのですね。しかし、退職された?
自分自身の望むキャリアパスが描けないことが入社後にわかったので、退職した、それが退職理由です。
わかりました。それでは、テクノ・クリエイトの志望動機をお聞かせ下さい。
学生時代に製品戦略について学ぶゼミナールに所属していたこともあり、企業の意思決定に関われるコンサルティング業務に興味がありました。しかし、コンサルティング会社の中途採用は、特定業界で部長クラスの経験が求められており、第二新卒で入社するのは不可能に近かったのです。「調査会社」の業務内容は全く知らなかったのですが、「企業の意思決定材料をつくる仕事である」という点にコンサルティングに通ずるものを感じ、志望しました。
なるほど。ご自身の学生時代の興味に通ずる企業だったのですね。テクノ・クリエイトの面接を受けた感想を聞かせて下さい。
裁量が大きく、自分自身の知的好奇心が満たされそうな業務内容であると感じました。特定業界についての専門知識は持ち合わせていないため、社会人2年目で務まるのか、という不安がありましたが、「むしろ若い人を育てたいと思っている、一通りの業務ができるようになるまで5年かかる」と聞き、じっくり腰を据えて、取り組めそうだと感じました。
面接を受けられ、そしてテクノ・クリエイトに入社された。テクノ・クリエイトに入社しようと思われた理由は何ですか?何が決め手になりましたか?
興味のある仕事内容であったことが一番の理由です。また、取材や報告で出会う社外の方々が、部長、課長クラスであることから、自分自身の成長に繋がる環境であるとも感じました。さらに、フレックスタイム制を導入していることや裁量が大きいことから、私にとって働きやすい環境であるとも感じました。当時、産休・育休制度による実績もあったものの、まだごく稀で社員数が少ないことから、何事も前例がなくてもチャレンジできそうな会社であると思い、入社しました。
さて、ここからの質問は、テクノ・クリエイトに入社されてからの話しをお伺いします。まずこれまでで最も記憶に残る業務あるいは調査テーマ、そしてその理由をお聞かせ下さい。
入社2年目に担当した「特定メーカーのベンチマーク調査」が最も記憶に残っています。この調査のクライアントは新規参入市場の選定のために前年から調査を行っており、当該調査は3件目の案件でした。ベンチマーク対象となった企業の本社・支社合わせて、10名程のキーマンに、複数回ずつ取材を行いました。それまで行ったことのないような大きなミスを犯し、周りにも迷惑をかけましたが、最終的に、実態に非常に近いと思われる報告を行うことができ、クライアントにも満足してもらえました。クライアントは、調査結果から新規参入を前向きに検討するとおっしゃって頂き、「企業の意思決定に関わった瞬間」を目の当たりに体験できたという案件でした。
表舞台に立たされ、さぞかし緊張され、またミスもあったものの、結果的にクライアントに満足していただいたのは、良い経験をされましたね。それでは次に、意地悪な質問をします。テクノ・クリエイトでこれまで苦しかった事、辛かった事はどのような事でしょうか?またそれをどのようにして解決されましたか?
入社して最初に難しいと感じたことは取材でした。まず、初対面の部長クラスの取材対象者と会話をし続けること自体が難しい事でした。それに加え、売上や販売先、原価等々、相手があまり話したくないことを質問しなければならないことがプレッシャーで、取材に強い苦手意識を感じていました。解決策は、事前の勉強(=準備)を入念にすることでした。事前の勉強とは対象業界や製品についての予備知識と取材のシミュレーションです。予備知識を持っておくことで、ダイレクトに数字を聞く必要がなくなり、質問がしやすくなりました。さらに、シミュレーションをしておくことで、「よく知っているね」、「良い質問するね」と相手が好意的になり、取材がしやすくなったのです。2年経った今も取材は緊張しますが、相手が答えやすい質問の仕方や会話の引き出し方を周りから学び、プレッシャーは徐々に減ってきています。
なるほど、苦手と感じた取材を、事前準備を入念に行うことによって、克服されたのですね。それでは次に、テクノ・クリエイトの業務で、逆に楽しい事ややりがいに感じる事を教えて下さい。
クライアントが欲しがっている情報や、インターネットでは決して得られない話を取材で聞き出せた際にやりがいを感じています。そのような情報を多く獲得できた調査は、クライアントの反応も良く、リピートの案件に繋がることもあるため、やっていて良かったと感じます。
最後に、これからテクノ・クリエイトに入社を希望する未来の仲間に向けて、お話し下さい。
特別な知識やスキルは必要ありません。私自身、Excelすらろくに使えない状態で入社しましたが、初めはサポート業務からスタートするので問題ありませんでした。案件を担当するようになってからは、自身の成長や知識の増加を実感できます。「もっとできるようになりたい」が尽きない仕事だと思います。
マーケティング事業グループ
主任研究員
棚橋祐介